サッカースパイクを選んでいると、「天然皮革」と「人工皮革」という言葉を見かけることがあります。
「天然皮革と人工皮革って何が違うの?」
「どっちのスパイクを選べばいい?」
「天然皮革のほうが性能が高いの?」
「人工皮革は初心者向けなの?」
このように、アッパーの素材について疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
サッカースパイクのアッパーには、主に天然皮革や人工皮革が使われています。
天然皮革は柔らかく、履いていくほど足になじみやすいことが特徴です。一方、人工皮革は丈夫で、型崩れしにくく、お手入れの手間を抑えやすいという特徴があります。
ただし、「天然皮革のほうが優れている」「人工皮革のほうが優れている」と単純に決められるものではありません。
自分の足に合っているか、どのくらいの頻度で使うのか、どんなフィット感が好きなのかなどによって選び方が変わります。
この記事では、サッカースパイクの天然皮革と人工皮革の違いを初心者向けに分かりやすく解説します。
- サッカースパイクの天然皮革と人工皮革とは?
- 天然皮革と人工皮革の違いを比較
- 天然皮革のメリット
- 天然皮革のデメリット
- 人工皮革のメリット
- 人工皮革のデメリット
- 天然皮革と人工皮革、どちらを選べばいい?
- 初心者なら天然皮革と人工皮革どっち?
- 部活で毎日使うならどっちがいい?
- 雨の日に使うならどっち?
- 天然皮革のサッカースパイクはどうやって手入れする?
- 人工皮革のサッカースパイクはどうやって手入れする?
- 天然皮革は水洗いしてもいい?
- 天然皮革と人工皮革は価格にも違いがある?
- サッカースパイクは素材だけで選ばないことが大切
- HG・AG・FGも忘れずに確認しよう
- サッカースパイクの天然皮革・人工皮革を比較
- まとめ|自分のプレースタイルや足に合った素材を選ぼう!
サッカースパイクの天然皮革と人工皮革とは?
まずは、それぞれの素材について簡単に説明します。
天然皮革とは?
天然皮革とは、動物の皮を加工して作られた素材です。
サッカースパイクでは、牛革などが使われることがあります。
天然皮革の大きな特徴は、柔らかく、履いていくほど足になじみやすいことです。
ミズノも、天然皮革は柔らかく、履き続けるほど足になじみやすい素材として紹介しています。
そのため、足を包み込むようなフィット感や、素足に近い感覚を好む人に選ばれることがあります。
人工皮革とは?
人工皮革は、人工的に作られた皮革素材です。
サッカースパイクでは、合成皮革やマイクロファイバーなど、さまざまな人工素材が使われています。
一般的に、人工皮革は天然皮革よりも丈夫で、伸びにくく、型崩れしにくいことが特徴です。
また、天然皮革に比べてお手入れの負担を抑えやすいモデルもあります。
天然皮革と人工皮革の違いを比較
それぞれの特徴を簡単に比較すると、次のようになります。
| 項目 | 天然皮革 | 人工皮革 |
|---|---|---|
| 柔らかさ | 柔らかいものが多い | モデルによって異なる |
| 足へのなじみ | なじみやすい | 伸びにくい |
| 耐久性 | ケアが重要 | 比較的丈夫 |
| 型崩れ | 変化しやすい | しにくい傾向 |
| お手入れ | 手間がかかりやすい | 比較的簡単 |
| 水への注意 | 特に注意が必要 | 素材による |
| フィット感 | 履くほど変化しやすい | 購入時のフィット感を保ちやすい |
| 価格 | 高めのモデルもある | 比較的選びやすい価格帯もある |
ただし、現在の人工皮革はかなり進化しています。
人工皮革でも柔らかく足になじみやすい素材が使われているスパイクもあるため、「人工皮革=硬い」とは限りません。
天然皮革のメリット
ここからは、それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。
足になじみやすい
天然皮革の大きなメリットは、履いていくことで足になじみやすいことです。
新品のときと、何度も使用した後では、足を入れたときの感覚が変わってくることがあります。
自分の足に合わせて変化していくようなフィット感を好む人には、天然皮革が選択肢になります。
柔らかい履き心地
天然皮革は柔らかい素材が多いため、足を包み込むような履き心地を得やすいのも特徴です。
ミズノも、天然皮革は素足感覚で繊細なボールタッチをしたい人に向いている素材として紹介しています。
履き込む楽しさがある
天然皮革のスパイクは、使っていく中で自分の足に少しずつなじんでいく感覚を楽しめます。
「新品の状態より、使い込んだスパイクのほうが好き」という人にも向いているでしょう。
天然皮革のデメリット
一方で、天然皮革には注意したいポイントもあります。
お手入れが重要
天然皮革は、人工皮革と比べてお手入れに気を使う必要があります。
特に水分には注意が必要です。
ミズノは天然皮革について、水に濡れると変形する可能性があるため、使用後に水分を拭き取ったり、専用のケア用品を使ったりすることをすすめています。
雨の日や泥の多い環境では注意
天然皮革は水や泥がついたまま放置するのは避けたい素材です。
雨の日やぬかるんだグラウンドで使用した場合は、いつも以上に丁寧にケアしましょう。
履いていくうちにフィット感が変わる
天然皮革は足になじみやすい反面、購入したときと同じフィット感がずっと続くとは限りません。
履き込むことで革が伸びる場合もあるため、最初から大きすぎるサイズを選ばないことも大切です。
人工皮革のメリット
次に人工皮革のメリットを見ていきましょう。
耐久性が高い
人工皮革は、天然皮革より丈夫で、伸びにくいことが特徴です。
ミズノも、人工皮革は毎日使用しても型崩れしにくい素材として紹介しています。
部活やクラブチームなどで、頻繁にスパイクを使う人にとっては大きなメリットです。
お手入れしやすい
人工皮革は、天然皮革と比べると日常のお手入れをしやすいモデルが多いです。
ASICSでは、人工皮革のスムースレザーの場合、柔らかい布で水拭きし、汚れがひどい場合はシューシャンプーなどを使う方法を案内しています。
型崩れしにくい
人工皮革は伸びにくいため、購入時のフィット感を保ちやすいのも特徴です。
毎日練習する人にとっては、扱いやすい素材の一つと言えるでしょう。
人工皮革のデメリット
人工皮革にも注意したいポイントがあります。
天然皮革のような「なじみ方」とは違う
人工皮革は伸びにくいため、天然皮革のように履いていくことで大きく足になじんでいく感覚とは異なります。
そのため、購入時のフィット感をしっかり確認することが重要です。
モデルによって履き心地が大きく違う
「人工皮革だから硬い」とは限りません。
現在は人工皮革でも柔らかい素材が使われているスパイクがあります。
そのため、素材名だけではなく、
- 柔らかさ
- フィット感
- アッパーの構造
- 足幅
- 履き口
- シュータン
なども確認しましょう。
天然皮革と人工皮革、どちらを選べばいい?
では、実際にどちらを選べばいいのでしょうか。
簡単に考えるなら、次のように分けると分かりやすいです。
天然皮革がおすすめな人
- 足になじむフィット感が好き
- 柔らかい履き心地が好き
- 素足感覚を重視したい
- スパイクを丁寧に手入れできる
- 履き込んで変化する感覚を楽しみたい
このような人は天然皮革のスパイクを候補に入れてみるとよいでしょう。
人工皮革がおすすめな人
- 耐久性を重視したい
- 毎日の練習で使いたい
- お手入れをできるだけ簡単にしたい
- 型崩れしにくいスパイクがいい
- 購入時のフィット感を保ちたい
このような人には人工皮革が候補になります。
初心者なら天然皮革と人工皮革どっち?
初心者だから人工皮革、上級者だから天然皮革という決まりはありません。
初心者でも天然皮革のスパイクを選べますし、上級者でも人工皮革のスパイクを使用できます。
大切なのは、
自分の足に合っているか
どんな履き心地が好きか
どのくらいの頻度で使うか
です。
特に初めてスパイクを購入する場合は、素材だけで決めず、サイズやフィット感も一緒に確認しましょう。
「サッカースパイクのサイズの選び方」
部活で毎日使うならどっちがいい?
部活などで毎日のようにスパイクを使用する場合、耐久性やお手入れのしやすさも重要になります。
人工皮革は丈夫で型崩れしにくいため、使用頻度が高い人にとって選択肢になりやすい素材です。
一方で、天然皮革でも丁寧にケアしながら使用することはできます。
「毎日使うから人工皮革しかダメ」ということではありません。
自分がどの程度お手入れできるかも含めて考えましょう。
雨の日に使うならどっち?
雨の日の使用を考える場合も、素材の特徴を確認しましょう。
一般的には天然皮革のほうが水分へのケアに気を使う必要があります。
ミズノも、天然皮革は水に濡れると変形する可能性があるため、使用後の水分を拭き取るなどのケアをすすめています。
ただし、人工皮革だから完全に水に強いという意味ではありません。
スパイクごとに使用されている素材や構造が異なるため、メーカーのケア方法を確認しましょう。
天然皮革のサッカースパイクはどうやって手入れする?
天然皮革のスパイクを長く使うためには、適切なお手入れが大切です。
基本的には、
- 使用後に土や泥を落とす
- 水分を拭き取る
- 素材に合ったクリーナーを使う
- 革に合ったケア用品で手入れする
- 風通しの良い場所で乾かす
- 完全に乾いてから保管する
という流れを意識しましょう。
ASICSやミズノも、天然皮革について専用のクリーナーやケア用品を使ったお手入れ方法を案内しています。
天然皮革のスパイクを購入するなら、「履くだけ」ではなく「手入れする」こともセットで考えるとよいでしょう。
人工皮革のサッカースパイクはどうやって手入れする?
人工皮革の場合は、天然皮革より比較的簡単にお手入れできるモデルがあります。
軽い汚れなら、柔らかい布で拭き取る方法があります。
ASICSも人工皮革について、柔らかい白い布での水拭きや、汚れがひどい場合のシューシャンプーを案内しています。
ただし、人工皮革でも素材や構造によってケア方法は異なります。
「人工皮革だから何をしても大丈夫」と考えず、メーカーの説明を確認しましょう。
天然皮革は水洗いしてもいい?
ここは注意したいポイントです。
天然皮革は、メーカーによってケア方法の案内が異なる場合があります。
例えばミズノの一般的なシューズケアでは、天然皮革の表革について水洗いすると縮みや硬化が起こる可能性があるため、原則として水洗いを避けるよう案内しています。
一方、ASICSでは特定の天然皮革シューズについて、ひどい泥汚れの場合に部分的な水洗いと、その後のケアを案内しています。
つまり、天然皮革だから絶対に水洗い禁止、あるいは必ず水洗いできる、とは一概に言えません。
自分が持っているスパイクのメーカーやモデルの公式ケア方法を確認するのが安全です。
天然皮革と人工皮革は価格にも違いがある?
サッカースパイクは、素材だけで価格が決まるわけではありません。
ブランド、モデル、ソール、テクノロジー、製造方法など、さまざまな要素によって価格が変わります。
そのため、
「天然皮革=高い」
「人工皮革=安い」
と単純に考えることはできません。
実際にミズノも、天然皮革・人工皮革それぞれでさまざまなスパイクを展開しています。
価格だけで素材を判断するのではなく、自分に必要な機能や履き心地を考えて選びましょう。
サッカースパイクは素材だけで選ばないことが大切
天然皮革と人工皮革の違いは重要ですが、スパイク選びでは素材以外にも確認するポイントがあります。
例えば、
- サイズ
- 足幅
- 足囲
- フィット感
- スタッド
- グラウンド
- 重さ
- ソール
- プレースタイル
- 使用頻度
- 価格
などです。
特に、どれだけ高性能なスパイクでも、自分の足に合っていなければ快適にプレーしにくくなります。
まずは自分の足に合うサイズとフィット感を確認し、そのうえで素材を選びましょう。
HG・AG・FGも忘れずに確認しよう
サッカースパイクを購入するときは、アッパーの素材だけでなく、スタッドの種類も確認しましょう。
サッカースパイクには、
- HG
- AG
- FG
などの種類があります。
それぞれ想定されるグラウンドが異なるため、自分が普段プレーする場所に合ったものを選ぶことが大切です。
サッカースパイクの天然皮革・人工皮革を比較
最後に、それぞれの特徴をもう一度まとめます。
天然皮革
特徴
- 柔らかい
- 足になじみやすい
- 履き込むことでフィット感が変化しやすい
- 素足感覚を好む人に向いている
- お手入れが重要
- 水分には特に注意したい
人工皮革
特徴
- 丈夫
- 伸びにくい
- 型崩れしにくい
- 比較的お手入れしやすい
- 毎日の練習でも使いやすい
- モデルによって柔らかさやフィット感が大きく異なる
まとめ|自分のプレースタイルや足に合った素材を選ぼう!
サッカースパイクの天然皮革と人工皮革には、それぞれ異なる特徴があります。
天然皮革は、柔らかく足になじみやすいことが特徴です。
一方、人工皮革は丈夫で伸びにくく、型崩れしにくいことが特徴です。
ただし、
「天然皮革のほうが良い」
「人工皮革のほうが良い」
と決めることはできません。
大切なのは、自分の足や使い方に合っているかどうかです。
天然皮革がおすすめなのは、
- 柔らかい履き心地が好き
- 足になじむ感覚が好き
- 素足感覚を重視したい
- 丁寧にお手入れできる
という人です。
人工皮革がおすすめなのは、
- 耐久性を重視したい
- 毎日の練習で使いたい
- お手入れを簡単にしたい
- 型崩れしにくいスパイクがいい
という人です。
また、素材だけでなく、サイズ・足幅・フィット感・グラウンド・スタッドなども確認することが大切です。
自分の足に合ったスパイクを選んで、快適にサッカーを楽しみましょう。


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